揚げ場では、素材の大きさや、厚み、衣の付け方で火の通り方が変わってしまうので、料理長に指導してもらいながら日々試行錯誤しています。「浜木綿」では料理と同じように、アレルギーの方への対応にも細心の注意を払うことを徹底しています。たとえば海老アレルギーのお客様が来店された場合、食材そのものだけではなく、一緒に調理する食材や揚げ油なども大丈夫か、など、サービスと料理場とで声掛けをして、情報共有をしっかりと行い、お互いに確認しあうことの大切さを感じています。料理を美味しく提供することはもちろん、お客様が安心してお食事を楽しんでいただけることが何より大事なことだと学びました。
UPDATE:2024.11.21
料理専門学校の体験実習の時に、都シティ 津(現在は閉館)を先生に紹介され、アルバイトに行ったことがきっかけで入社しました。当時は本格的な料理人の世界の事は全く分からず、先輩方から怒られることも多くありました。その時、丁寧に指導していただいた当時の料理長の元で働きたいと思い、入社しました。
現在、「浜木綿」で担当しているのは、焼き場、揚げ場と呼ばれる仕事で、魚を捌いて切り出し、焼き魚の漬け焼き用の地を作り、漬け込みをしています。味噌漬などは、初めて使う味噌と一回使用した味噌では漬ける時間が変わり、美味しく仕上げるためには、その見極めがとても大切で、やりがいも感じています。
UPDATE:2024.11.21
お客様はホテルへ期待をもって来てくださっているので、その気持ちを裏切らないような料理やサービスを提供することを意識しています。目的にあわせて料理をアレンジしたり、特別な日にはお祝いのメッセージを付けた水菓子をご用意したりしています。些細なことにも気付けるような、目配り、気配りを大切にしています。
これから挑戦したいことは、様々な資格を取り、現場で活かせるようにすることです。現在は、「専門調理師」の資格取得を目指しています。また、日本酒やワインなどのお酒関連の知識も身に付けたいと考えています。管理職になるには、原価計算も必要になるので、簿記の資格にもチャレンジし、2級の取得を目指しています。
UPDATE:2024.11.21