現在、江坂駅から千里中央駅まで運行している北大阪急行電鉄南北線を千里中央駅から北へ約2.5キロメートル
延伸する工事が進んでおり、2022年5月から箕面船場阪大前駅~箕面萱野駅間 高架橋部の軌道工事を行いました。
現場が始まった頃はまだ線路の面影もない状態ですが、レールやまくらぎなどの搬入が行われ、新しい線路が
敷設されていきます。
普段電車が走っているレールを目にすることがあると思います。
毎日何の変りもない様に見えるレールですが、実は温度変化により伸び縮みする性質があるため、新線が出来た後
どの季節でも安全に運行するために、細かい計算や検査を行い、軌道工事の作業を行っている作業員の方々の豊富な
経験や知識によって、軌きょうの組立てが行われていきます。
昨年の夏は猛暑が続いた日もありましたが、細心の注意を払い安全に作業が進められ、施工前の写真ではまだ線路の
姿がなかった高架橋に敷設された新しい線路が完成!
2022年12月に無事に竣工検査を終える事ができました。
高架橋部の軌道工事から引き続き、2022年10月から北大阪急行電鉄延伸事業(2工区南行き)
千里中央駅~箕面船場阪大前駅間の地下トンネル区間での軌道工事を行っています。
北大阪急行延伸により市内までの移動がより便利になりますね!
田中組社員・協力業者の手によって敷設された新しい線路を電車が走る日が楽しみです!