母がお好み焼き屋を営んでおり、私も幼い頃からよく手伝いをしていました。自分では記憶がないのですが、物心つく前から料理には強い興味を示していたようです。小学生になると自然に「料理人になりたい」と思うようになり、高校卒業後は専門学校へ進学。創作割烹、和食、洋食などの経験を積んだあと、福岡名物の水炊きを学びたいと思い濵田屋へ入社しました。入社前の第一印象は、当時の飲食業界では珍しく労働時間や休日がしっかりしている会社、ということ。実際に働き始めると印象どおりの職場環境があり、安心して業務に打ち込めると思いました。
UPDATE:2022.09.28
濵田屋で初めて水炊きを食べたときは、あっさりながらもコクのある味わいに感動しました。博多風水炊きは鶏がらでとったスープが主役で、昆布だしを用いる関西風とは味も調理法も異なります。長く包丁を握ってきたとはいえ、未知の世界がまだまだあるんだなと、料理の奥深さを実感しました。料理長になってからは料理のすべてを任されるようになり、前菜や単品メニューの開発にも注力。スタッフが自信をもっておすすめできる料理、お客様をあっと驚かせる料理を提供することを心がけ、さまざま工夫を凝らすことで料理人としてのキャパシティが広がったと感じています。
UPDATE:2022.09.28
私が濵田屋で働いていて常々感じることは、従業員を大切にしてくれる会社だなということです。社長みずからスタッフに声をかけ、困っていることや必要なものはないかを聞いて下さいますし、良い提案はすぐ現場に反映されるので張り合いをもって仕事に取り組むことができます。また、サービス業でありながら休みがとりやすいことも濵田屋の特徴。私も子供が生まれた時には5日間の育児休暇を取らせていただき、とても助かりました。恵まれた環境で働けることに感謝して、これからも今日より明日、明日より明後日と、日々上を目指していきたいと思います。
UPDATE:2022.09.28