「先輩」と呼ばれるようになった今、思うこと
入社4年目の同期入社の二人。新入社員時代をがむしゃらに頑張ってきて、気づけば自分も“先輩”と呼ばれる立場に。
振り返って実感する自身の成長や周囲への感謝、今後の目標について、ざっくばらんに語っていただきました。
●MEMBER PROFILE
先間 裕人(2017入社/大阪工業大学卒/施工管理)
入社4年目。仕事に取り組む姿勢は慎重だが、現場では上司に対しても自分の考えをハッキリ主張するしっかり者。
福田 豊(2017入社/修成建設専門学校卒/施工管理)
入社4年目。一見控え目で周囲との調和を大切にするが、いざ仕事となると行動は早い。手際の良さは現場でも評判。
後輩ができて実感する先輩の偉大さ
先間:入社して3年、あっという間、早かったよなぁ。
福田:働き始めてから時間が過ぎるのが本当に早い。気づいたら後輩が入社して、自分が先輩になっていたしね。
先間:そうそう。後輩の質問に答えられないと格好悪いから、勉強にも気合が入る(笑)追いつかれそうでプレッシャーを感じる事もあるけど、モチベーションは上がるかな。
福田:僕も後輩と一緒に仕事をしたときは、彼らができない仕事を引き受けて“先輩”アピールしていたかも(笑)でも先輩と言ってもたった一年だから、その差を縮められないように毎日頑張っている。
先間:後輩たちが頑張っている様子を聞くと、負けられないなって刺激をもらうよね。僕は先輩たちにすごく面倒を見てもらったから、自分も後輩から頼られる先輩になりたいな。
福田:森長工務店は先輩や上司もいろんなタイプの人がいて勉強になるよね。
先間:丁寧に教えてくれる先輩の下ではじっくり学ぶことができるし、どんどんやってみろ!と言う先輩の時は、たくさん失敗して学ぶ。福ちゃんはどんな先輩になりたい?
福田:僕はしっかり傍について教えるタイプかな? とは言っても、2、3回教えてまた同じことを聞かれたら「この前教えたやん!」って思うこともあるけど(笑)自分を教えてくれた先輩もこんな気持だったんだろうなぁ。
先間:わかるわぁ。自分が教える立場になったら全然余裕がない(笑)仕事の手を止めて教えてくれたり、僕の書類に赤ペンチェックしてくれたり、改めて先輩たちの偉大さを実感する。
福田:図面を描いて上司に見せると、その日のうちに赤ペンが入って戻ってくるんだよね。上司も時間がないはずなのにすごく丁寧で、ああ、これくらい仕事ができるようにならないといけないんだなって目標になる。
先間:目標かぁ。僕はまずはこの1、2年で、一人で現場を任されるようになりたい。その延長線上で、段取り良く、周りから信頼される現場運営をしていくことかな。
福田:僕もまずは一人で現場を持つことが目標。職人さんから「この人の現場なら行きたい」「あの所長のもとで働きたい」と言われるようになりたいかな。
レベルアップをへの挑戦、成長を実感するとき
先間:現場に少し慣れてきた頃、職人さんの仕事を手伝っていたら先輩に「先間君、君にしかできない仕事をやっていこうか」って言われたことがあって。図面作成や段取りが自分の仕事だとわかっていたけど、新しいことに取り組むのが怖かったんだよね。あ、見透かされてる、と思ったよ(笑)
福田:あー、それは僕も言われた!(笑)
先間:でも、福ちゃんは結構早い時期に図面デビューしてたよね?
福田:あの時は図面描く人が自分しかいなくて。誰も代わってくれないし期限も迫っていたから、覚悟して必死でやったよ(笑)完成した時は嬉しかった。
先間:すごいよな。そういえば、二年目だったかな?福ちゃんが僕の現場を手伝いに来てくれたことがあったでしょ?自分にはない考え方や指示の仕方がすごく勉強になったし、余裕がなくて散らかっていた現場をどんどん片づけてくれて、本当に助かった!
福田:100人以上の人がいる大きな現場だったよね。僕も先間君が多くの職人さんに頼られている姿を見て(先間君、すごい仕事してるんだな)って尊敬したよ。楽しかったしいい経験だった。他に印象に残っている現場ってある?
先間:高級マンションの新築工事かな。着工から竣工まで関わった初めての現場で、足場を解体して外観が見えてきた時は涙が出そうだった。先輩たちから感動するって聞いてはいたけど、こういうことか!って。福ちゃんは?
福田:ひとつ前に経験した市営住宅の工事。部屋数が133部屋ある大きな現場だった。解体の際にタワークレーンが二基設置されているのを見て(すごい!こんな現場でやっていくのか)ってドキドキした。上棟したときは、自分で自分を褒めたい気持ちになったよ(笑)
先間:最初は何もできない二人だったけど、こうやって話しているとお互いレベルアップしているんだなって実感するね。一番身近で頼りになる存在として、これからも共に頑張ろう!
福田:あらためてってなんか照れるけど、こちらこそよろしくお願いします(笑)