OUR PEOPLE / 社員紹介

用地補償部 部長 兼 補償第一グループ長
上丞 光男
  • 大阪本社
  • 修成建設専門学校出身

設計の他に建物を評価する仕事

子供の頃から大工や建設の仕事に関心があり、高校卒業後は修成建設専門学校へ進学。図面を書くことが好きで、将来は建物等の設計の仕事がしたいと考えていました。三和綜合コンサルに応募したのは、「設計のほかに建物等の評価」という仕事内容に興味を持ったからです。詳しい話を聞き、“建築業界でもこんな仕事があるんだ”という驚きと共に、いろんな事にチャレンジできそうだと入社を決めました。就職活動では仕事内容以外に“会社の雰囲気”や“長く働けるか”という点も重視していたのですが、面接時のとても丁寧な対応にひと安心。入社前から会社行事にも誘っていただき、アットホームな雰囲気で迎え入れて下さったことが嬉しかったです。

UPDATE:2020.10.14

「補償業務管理士」という資格

仕事のエキスパートを目指すためには“常に学ぼうという向上心”が必要です。私もこの建設業界で働く者として、まずは一級建築士の資格を取得しました。そして現在も勉強を続けています。また、「補償コンサルタント」の仕事を行う人の専門性を図る尺度として、日本補償コンサルタント協会が認定する「補償業務管理士」という資格があります。それぞれ専門知識の内容によって8部門に分かれており、私は現在5部門を取得。今後、全部門の取得を目指しながら幅広く経験を積み、知識を磨いていきたいと考えています。この仕事を通じて知識と人間力を高め、誰からも信頼されるような「補償コンサルタント」の技術者を目指します。

UPDATE:2020.09.18

画板と方眼紙は必須アイテムです

私たちが調査に赴くのは、主に一般住宅、店舗、事務所、工場等の建物。プライベート空間に立ち入る作業なので、常に気を遣っています。調査はまず画板に方眼紙をセットし、間取りや壁の形、スイッチの位置など寸法を測りながらフリーハンドでスケッチ。大きい現場では10人以上で2~3日かけて行います。時には、山林や墓地など「建築」とはあまり関係のないものも。木や墓石も個人の財産であるため、国などで定められた単価表をもとに移転費用を算出していきます。自分が担当した業務により移転が円満に進み、新しい道路等が完成したのを見ると「よかったな!」とやりがいを感じます。

UPDATE:2020.09.14

公共事業のスタートを担います

補償コンサルタントとは簡単にいえば、公共事業に必要な土地の確保のためのサポートです。移転が必要となる住宅や店舗、工場などを対象に、どのような移転方法が妥当であるのかを検討判断し、その費用や算出根拠などを調書にまとめます。そのボリュームは一軒家でも5cmを超える厚さになるほど。一般の建設業とは違い目に見えにくいですが、公共事業のスタートには欠かせない仕事です。
知識や技術を高めながら、公共事業者はもとより所有者の方に納得して頂けるような仕事ができたときの満足感は、他の仕事にない魅力。また、建物には一つとして同じものはなく、仕事の面白みを見出す可能性の高い仕事だと思います。

UPDATE:2020.09.14

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