婚礼料理の調理以外にも、調理の技術の向上にも直結する「賄い作成」がございます。
賄いの作成は店舗ごとにも異なってくるのですが、茨城にある店舗では
週交代で行っており、「自分の作りたいもの」「もしくは勉強したいもの」「プランナーからのリクエスト」などを基にリスト化し上長に相談して発注しております。
今回は2025年新卒入社したキャストがチューターや上長相談しながら「パエリア」を作成いたしました。
家では簡単なパエリアしか作ったことがなかったので、本格的に生米から作ってみたいという理由からと思ったので作成をしてみました。
作り方の手順は下記です。
・野菜をカット
・ニンニクと玉ねぎを炒める
・いかの香を出すために焼き色つける
・ホールトマトをつぶしながら加える
・魚介をと水を加え魚介の旨味をスープに移す
・軽く煮詰めて一度魚介を取り除く
・お米を加えて水気を飛ばす
・魚介を戻しオーブンに入れる
・レモンを乗せて完成
大変だったことは、
・煮詰める時間の見極め
・生米から作るので完成時の量がどれくらいなのか予想
・野菜や魚介の入れるタイミング
でした。
大変な工程があったからこそ、入れるタイミングによってそれぞれの食材の旨味が引き出されたり、硬くならないよう魚介を途中で取り出す大切さを学ぶことができました。
このようにしてまかない作りはただ単に料理を作るだけでなく、調理技術の向上の機会として日々取り組んでおります。