就職活動では営業職を志望していましたが、将来営業をやるにしても工事現場をわかっていないと核心をつく提案ができないと思い、施工管理職として入社しました。最近までは山口県の橋梁の現場を担当。道路の下を横断する道路や水路などの空間を確保するために設けられた箱型の構造物の補修工事などを任されていました。私にとっては入社して初めての現場だったので工具の種類や名称、建設機械の名前を覚えるところからスタート。施工管理の主な仕事は現場の工程管理、安全管理、品質管理、原価管理ですが、無事故で全工程を終了させることの大切さと、そのためには現場全体を見渡せる広い視野を持つことが重要だということを学びました。
UPDATE:2025.03.08
施工管理の仕事は、現場の状況や変化に応じて対応する必要があるので、1日たりとも同じ仕事はありません。工期内での完成を目標に全体スケジュールを管理する「工程管理」の業務ひとつをとっても、適切なタイミングで資材を手配し、作業員を配置し、進捗状況を常に確認する必要があるので決まった型がなく、そのときどきの状況に応じた判断や行動が求められます。毎日が変化に富んでいる、そんな業務だからこそ大変だと思う反面、刺激があって面白いという人も多いです。また日々の仕事の成果が目に見える仕事なので、小さな達成感を積み重ねながら、ひとつの構造物として完成した時には大きな達成感が得られるというのもこの仕事の魅力です。
UPDATE:2025.03.08
施工管理はスタッフや職人、建設業者など、工事に係るさまざまな人と一緒に仕事を進めていくことになるので、コミュニケーション力は必須です。私が職人さんとのコミュニケーションを密にするため心がけていることは、休憩時間に自分から積極的に話しかけにいくこと。あえて仕事以外の話をすることで、まずは自分という人間を知ってもらい、徐々に距離感を詰めていければいいなと考えています。現場の問題点や気づいたことがあれば、真っ先に相談してもらえるような関係性を構築することが目標。職人さんはいろんな現場を経験されている方も多いので話をしていて楽しいし、何気ない会話の中にも学ぶべきポイントがいっぱいあります。
UPDATE:2025.03.08