豊中市の公共工事では抜群の実績を誇る橋本建設。「どんな難工事でも安心して任せられる」との信頼に応えるため、常にプラスαの結果を出せるような仕事を心がけています。
“より良く”の提案で工期を短縮・費用を削減
提示された計画のとおりに工事を進めるのではなく、より良いアイデアがあれば積極的に提案を行うようにしています。ここではその一例を紹介します。
事例:服部緑地公園(豊中市)周辺での水道本管敷設工事
直径80センチの水道管を入れ替える工事。従来は0.25m級バックホウで掘削をし、ラフテレーン(自走式クレーン)で管の吊り降ろしをしていたのですが、時間と費用がかさむことが難点になっていました。今回の現場を事前調査したところ、道幅が広く他の施工条件も良いことがわかったため、バックホウのサイズアップを提案しました(0.25m級⇒0.45m級)。
このサイズのバックホウは一台で掘削と管の吊り上げが可能で、管の接続時間を短縮できるだけでなく、重機にかかる費用を抑えることができます。また、一度に掘削できる土の量が倍近く増えるため掘削速度も上昇。結果、従来は一日1~2本の敷設が通常のところ、一日3本敷設するペースで工事が進み、10カ月の工期を7カ月で検査完了までもっていくことができました。
ポイントは大きく2つ!
- どうやったらより効率よく進められるかを常に考えること
- 協力業者の意見を聞き、互いの考えをすり合わせること
実際に作業を進める人の意見をしっかりと聞いたうえで、実行可能な案であれば社長や発注元に提案を行います。
安全と品質を確保したうえで、工期短縮やコスト減が実現すれば、発注元・自社・協力業者の三方にとって良い結果になります。さらに会社の利益はボーナスに反映されるので、社員にとっても良い結果に。これからも常にアンテナを張り、情報を取り入れながら、期待の上をいくサービスを提供できるよう努めていきたいと思います。