OUR PEOPLE / 社員紹介

調理師
木村 光佑
  • 近畿大学出身

物心ついた時からの夢でした

小学生の頃から食に興味があり、気づけば“将来は自分の店を持ちたい”と思うようになっていました。家族みんな食べることが大好き、外食の機会も多かったことが関係しているのかもしれません。大学ではいろんな将来の道を模索しましたが、最終的には料理の道へ進むことを決意。具体的な考えはなかったものの、和食には料理の基礎が詰まっていると思い、ご縁のあった東京竹葉亭に就職しました。
実は料理は未経験からのスタート。それまで包丁を握ったことすらなく、しばらくは本当に大変でした。必死過ぎて当時のことはほとんど覚えていません(笑) 今の私があるのは根気強く指導して下さった先輩方のおかげと感謝しています。

UPDATE:2022.05.26

“石の上にも三年”を実感

現在は八寸場で、肝吸いや赤だしなどの味を任されています。味付けの感覚は、新人時代からの賄いづくりで身につけました。自分で工夫したり、アドバイスをもらったり、実践の中で学べたことが力になったと思います。出来ることが一つずつ増えていって、先輩から、「ええやん、できるようになってるやん!」と褒められる時が一番嬉しいですね(その時は、どや顔になっているかもしれません・笑)
「石の上にも三年」という言葉があるように、私も仕事が面白いと感じるようになったのは3年目あたりからです。仕事に慣れて、より良くする工夫ができるようになると仕事が楽しくなる。後輩にもこの学びを伝えていきたいと思います。

UPDATE:2022.05.26

料理の背景を学べる環境

料理の技術を磨くだけでなく、日本古来の伝統文化など幅広い知識を身につけることができます。当店では提供するお料理が月ごとに変わるのですが、料理長がその都度、全スタッフを対象に献立や器の説明会を開催。例えば5月のデザート柏餅であれば、柏(かしわ)の名前の由来、縁起が良いとされる理由まで教えて下さるんですよ。どういうものをお客様にお出ししているのか、味だけでなく料理の背景まで確認することができ、毎月とても勉強になります。
日本料理はとても奥深く、一つひとつに意味があるため学ぶことが尽きません。将来は自分の店を持つという夢に向かい、ここでしっかりと実力を磨いていきます。

UPDATE:2022.05.26

もっと見る