私が学生の頃は、サニーサイドはまだ2店舗しかないパン屋さんでした。就職活動で見学に訪問すると、忙しいお昼時にも関わらず社長が出てきてくれて、二人でテラスで話したことを覚えています。その時、私の話を前のめりに聞いてくれて、楽しそうにパンの話をしてくれた社長の人柄に強く惹かれ、「この人の下で働きたい!」と思いました。
あれから約9年。会社はずいぶん大きくなり、私も店長になりましたが、「人を大切にする会社」という印象は当時のまま。社長はいつも社員の意見を尊重してくれて、時には店舗出店など重要な局面で意見を求められることも。「信頼されている」と実感します。
UPDATE:2021.12.10
店長としての仕事は、パン作りに加え、スタッフマネジメントや売上管理、店舗作りのほか、オンラインでの店長ミーディングへの参加など多岐に渡ります。店舗の運営は全て一任されているので、報告さえすれば新しいサービスやパンを作るのも自由、店舗の内装や営業時間の設定も自由で、まるで自分のお店を経営しているような感覚です。店舗スタッフは約70人。それだけの人数をマネジメントできる機会はそうそうありません。これだけ大きな店舗を任せてもらえることにはプレッシャーもありますし、人を育てる難しさも痛感していますが、自分の腕を試すチャンスと捉え、今はこの挑戦を楽しんでいます。
UPDATE:2021.12.10
店長として心掛けているのは、スタッフへの声かけ。私が社長にしてもらったように、私もスタッフには「信頼しているよ」としっかり伝えるようにしています。しかし最初の頃は、これでいいのかと迷うことも多々ありました。前任の店長が、スタッフからの信頼が厚い方だったので、その方と自分とを比べてしまっていたのです。しかし、忙しい日々の中でも「疲れた」ではなく「楽しい」と話しているスタッフの姿を見た時、「やってきたことは間違いじゃなかった」と思えました。一人ひとりの前向きな姿勢が仕事の成果につながり、この店舗を人気店に押し上げてくれているのだと感じます。
UPDATE:2021.12.10