カーボンニュートラル達成へ向け、住宅の補助金事業が近年になく充実
省エネ住宅の新築・リフォームへの補助金事業が充実してきました。
カーボンニュートラル達成へ向け、世界水準の断熱性能の普及へ向けて国が後押ししています。
多賀工務店はリフォーム専門店です。
その立場から、住宅の補助金事業申請を行う度に感じることがあります。
新築より、既存住宅の性能をアップさせる方が大事。でもそれって難しい・・・
新築住宅はある程度の住宅性能を満たさなければ確認申請を通過できないので、当然のように暮らして行く上で十分快適に過ごせる性能を備えています。
多賀工務店のお施主様宅は築15年~50年程度の住宅がほとんど。
築40年以上の住宅はほとんどが無断熱。
シニア世代がお住まいのケースが多く、ヒートショックの危険性が潜んでいます。
ですが、断熱後進国である日本のシニア世代の皆さんは「お風呂やトイレは寒くて当たり前」という認識をお持ちの方が多く、浴室廻りの断熱工事をお勧めしてもなかなか検討いただけません。
ご依頼いただくリフォームは、断熱とは関係のないものがほとんどです。
そんなリフォーム検討者の皆様に断熱リフォームを採用いただくためにも、こういった補助金事業はとても有効です。
でもやはり、現状のままでは既存住宅の省エネ・断熱化の取り組みは、新築に比べておいてけぼり感がいなめない気がするのです。
補助金を使って住宅性能リフォームを行ったH様と多賀工務店担当スタッフ https://www.taga1.co.jp/example/slug-6f029307aac1fb7ac288c285e9b58005
国と工務店が足並みをそろえ、既存住宅の改善へ取り組む理想に向かって
人口減少の一途をたどるこの国で、新築住宅の棟数はこの先も減っていくでしょう。
既存住宅でいかに快適に暮らしていくかがとても大切になってきます。
現状では、全ての既存住宅が一年を通じて快適に暮らせる省エネ・断熱性能を保持できる未来に到達できるのは、いつになるかわかりません。
一歩ずつではありますが、多賀工務店はご縁のあったお客様に、補助金を通して住まいの断熱化リフォームをお勧めし、日々快適にお暮しいただけるご提案を続けていきます。
リフォームに携わる工務店として、既存住宅を蘇らせる。
国が目指す理想の未来へ向かって、多賀工務店も進んでいきます。