今回は入社2年目の若手社員が感じた【やりがい】についてのお話をしたいと思います。
・施工管理の仕事のやりがい
施工管理2年目の目線では、成長を実感しやすいことが一番のやりがいだと感じます。
たとえ僕のように普通科高校卒で、建築の知識はゼロから不安まみれのスタートでも、 現場で専門知識を持ったエキスパート集団にもまれ1年も過ごせば、 気付けば質問に答えられるようになり、指示をだせるようになり、みんなで輪になってそれっぽい話ができるようになっています。
2023年6月に台風が関東地方に来て、翌日、現場を見に行った時に衝撃的な光景を目の当たりにしました。
現場は地下1階を採掘し、コンクリートを打設する直前でした。
採掘した地下部分がプールになっていました!
現場の職人さんと、この水をどうやって汲水していけばいいのかを考えました。
ここで工事を止めてはいけないというもはや使命感に近いものがメラメラと湧き上がってきました。
ポンプで水を汲みだそうという話になり、ポンプの手配から始まりました。
水は徐々に汲み上げられ人が作業できるくらいになるのに、2日掛かりました。
周りをしっかりと囲めていたため他の場所への浸水などもなく、近隣さんにご迷惑をかけることはありませんでした。
工期を間に合わせるには、どうすればいいのかを職人さんや協力会社さんと一緒に考えながら、こういったトラブルが発生しても諦めないことが大事です。
・作業中は大変だったけど、今思うと楽しかったこと
天候や季節への対応です。
台風で水が溜まってプールみたいになったり、積もった雪を職人さんや所長も総出で一緒に片付けたり、真冬は水道が凍結して、真夏は鉄筋が触れないほど熱々でした 様々なイベントへの対応は忙しいものでしたが、花粉症シーズンを除けば、良い思い出・経験になりました。