2025.0319
うなぎ屋社長の中野です。
#新入社員かずはちゃん
#鰻の世界に入ってきた未経験の女の子19歳
#何もかもが初めてで失敗ばかり
こちらの投稿はこの、かずはちゃんの一年の成長日記を
調理師専門学校へ通う、調理師を目指す学生さん達へ面白おかしく届ける物語です。
#2026卒
新卒募集を本格スタートさせます
#鰻士を目指すkazuha
本題に入る前にお知らせです
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第6話「お客様の笑顔に、初めて心がじーんとした日」
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かずはの成長日記 〜19歳女子、鰻士への道〜
「かずは、ご注文頂いたららすぐ厨房に伝えてな!」
「はい!」
ホールの仕事もだんだん慣れてきた。
慣れてきた……はずなんだけど。
私、いまだに自分の書いた予約ノートの字が読めません。
#鰻士を目指すkazuha
「かずは、えっと…この字、何て書いてるん?」
「え? 私が書いたやつですか?」
「そうやで。」
ガン見する。
(…え、何書いたっけ?)
昨日の自分に問いかけるけど、返事はない。
(ってか、慌てて字がひどすぎる!!)
#電話対応ってむずいよね
「かずは、それ“お子様イス”って書いてるんちゃう?」
「あ! そうです!」
(危ない危ない…!)
お客様の“ひと口”を支えるチームワーク
#飲食の仕事は掛け算だ
そんな私でも、少しずつ「チームで働く」って感覚が掴めてきた。
お客様の入店前に準備をする。
お冷やを用意して、席を整えて、メニューを把握して。
バタバタしないけど素早く動く。
でも、それだけじゃダメだった。
ある日、注文を頂いて戻ると、黒田さんが待っていた。
「かずは、今の◯◯様のお席、何頼んでた?」
「え? うな重単品と…えっと……」
(やばい、もう一品が出てこない!!!)
「うな富御膳やんね?」
「そ、それです!」
「覚えてなかった?」
ギクッ。
「ご注文頂く時ね、“このお客様、どんな感じやろ”って考えるんよ。」
「え?」
「例えば、さっきのご夫婦。奥様がうな重、旦那様が御膳頼んでたよね?
奥様、“ちょっとう巻き分けてくれる?”って言うかも。」
(…た、たしかに!)
「ホールの仕事はね、料理を運ぶだけじゃなくて、お客様の“ご褒美タイム”を支えること。う巻き取り分け用のお皿、用意しといてね!」
「美味しかったよ」の一言に、心が震えるそんなことを考えながら働いていたある日
私は 忘れられない接客 を経験することになった。
日曜日の夜。
店内はお祝いごとやご家族連れでいっぱいだった。
私は必死にホールを競歩する。
#走ってないよゆっくり見える早歩きだよ
「いらっしゃいませ!こんにちは」
その瞬間、目の前のテーブルにいたご夫婦が、少し驚いたように私を見た。
そして、ふわっと笑った。
「あら、元気ねぇ。」
(え、そんなに元気よかったかな…?)
でも、なんだか嬉しくなった。
「うな重、2つお願いします。」
私はオーダーを取り、厨房へ戻る。
「うな重、入りました!」
「あいよ、了解!」
焼き場の松田さんが、 「任せとけ」 って感じの顔でうなぎを焼き始める。
炭火で焼ける音、香ばしい匂い。
あの暑さの中で、最高のひと皿を仕上げる先輩たち。
#頭の中ではグランメゾンBGM
(私も、負けてられない!)
そう思いながら、お客様のもとへ料理を運んだ。
「お待たせしました!」
目の前で、ご夫婦が ふわぁ… っと笑顔になる。
お箸がゆっくりとうなぎに伸びる。
“この瞬間”のためにやってるんだそれから30分後。
お会計のためにレジへ向かったご夫婦が、帰り際に私の方を見た。
「君、最初に案内してくれたね?」
「あ、はい!」
「とても美味しかったよ。」
その言葉を聞いた瞬間、私は 何かが胸の奥に込み上げてくる のを感じた。
それは 「頑張ったね」 でも 「よくやった」 でもなく、
ただ 「美味しかったよ」 という、一番シンプルな言葉。
でも、その言葉の奥には、
「君たちが心を込めて作った料理を、ちゃんと受け取ったよ」
っていう、 伝わった証拠 が詰まっていた。
私は、ふと気づいた。
「これが、この仕事の“心の報酬”なんだ」
「よし、次も」って思える瞬間この仕事をしていると、めちゃくちゃ疲れる。
ホールを競歩して、先輩に怒られて、失敗して落ち込んで。
「なんでこんなに大変なのにやってるんだろう」って思うこともある。
でも、この「美味しかったよ」の一言で、
全部が 報われる 瞬間がある。
大袈裟じゃなくて、本当に 泣きそうになるくらいの達成感 がある。
#上向いちゃうやつ
そして、それは 1人で得られるものじゃない。
厨房でうなぎを焼いてくれた松田さん。
「かずは、ご挨拶、元気でね!」って指示を飛ばしてくれた黒田さん。
みんなのサポートがあったから、私はお客様に料理を届けることができた。
「“ありがとう” って、お客様に言われたけど、それって私1人の力じゃない。」
それが めちゃくちゃ尊いこと なんだって思った。
「私、ここにいていいんだ」この日、お客様の笑顔を見て、 初めて自分の存在意義を感じた。
私は、チームの一員として働いている。
私の仕事は、誰かの特別な食事の時間を作ること。
それが伝わった時、 「よし、次も頑張ろう」 って思える。
私、ここで成長したい。
もっと、お客様に「美味しかったよ」って言ってもらいたい。
これが、「鰻士」の仕事なんだ。
次回:「先輩の技に圧倒される日々。でも私だって負けない!」
「美味しかったよ」の一言が、こんなに嬉しいなんて知らなかった。
でも、まだまだ先輩たちの技には敵わない。
「私も、もっと上手くなりたい。」
そう思った時、また新たな壁にぶち当たる
次回、お楽しみに!
■社員紹介には、ユニークな登場人物(先輩)
が、たくさん!是非ご覧ください♪
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■Mission
憧れのご褒美タイムを創る
■Vision
世界中の人々が安心できるひと口を提供する
■Value
自分の大切な人を誘えるサービスである
★「美味しいね。」で、
時間を繋ぐ=飲食
株式会社万一
■5spirits
①過去よりも未来の話をたくさんする
②先制挨拶した方が勝ち
③自分を大切にパッケージしてあげる
④ワーク・アズ・ライフ
⑤ユニゾンの先のハーモニーを目指す